シュメール神話【物語のルーツを知る】

映画、ドラマ、アニメ、ゲームといった作品は、様々な物語や題材をもとに作られることがあります。そのルーツを知ることで、作品への理解が深まり、より一層楽しめるはず。さて、今回調べたルーツは…

今回は「シュメール神話」について調べてみましたので、それについてお話ししようと思います。

神話に見られる共通点

様々な作品のルーツとなっている代表的なものに「神話」があります。北欧神話、ギリシア神話、日本神話など世界には数多くの神話がありますが、それらの神話には共通点や類似点があることが知られています。例えば、天地創造の物語や、土や泥から人間を創造した話、また、洪水伝説や死者の国などが複数の神話で語られています。

このような共通点があるということは、これらの神話にもまたルーツがあるのではないか、と考えるのは自然な流れでしょう。では、世界最古の神話は何なのでしょうか。

世界最古の神話「シュメール神話」

世界最古の神話と言われているのが、今回のテーマである「シュメール神話」です。

シュメール神話は、メソポタミア地域で栄えたシュメール文明に起源を持つ神話で、粘土板に刻まれた楔形文字によって伝えられました。

シュメール文明は、チグリス川とユーフラテス川に挟まれた地域「メソポタミア」で発展した文明です。「メソポタミア」とは、現在のイラクを中心とした地域を指す言葉で、「川の間」という意味があるそうです。この地域の文明といえばメソポタミア文明が有名ですが、そのメソポタミア文明の中で、最初に都市国家を築いたのがシュメール人であり、彼らが築いた文明がシュメール文明とのことです。つまり、シュメール文明はメソポタミア文明の重要な一部、より正確に言えばメソポタミア文明の最初期の文明だったようです。

シュメール神話の天地創造

さて、シュメール神話にはどのような話があるのでしょうか。

シュメール神話における世界の始まりは、混沌とした状態だったと言われています。そこから、天の神アンと地の女神キという二柱の神が生まれ、世界が創造されたと考えられています。その後、エンリルという神が、天と地を分離し、風や嵐を司るようになったそうです。この天地創造神話は、後の神話にも影響を与えたと言われています。

人間創造の物語とその意味

人間は知恵の神エンキの考えによって粘土から作られたと言われています。シュメール神話では、神々が最初に自分たちの食物を作るために働いていましたが、やがてその労働に疲れ、人間を創造して労働を肩代わりさせることにしたそうです。人間の役割は、神々に食料や飲み物を捧げることだったようです。この「粘土から人間を創造する」というモチーフは、他の多くの神話でも見られる描写です。「神に何かを捧げる」という構図は、最古の神話から語られているんですね。

洪水伝説とノアの方舟との類似

また、シュメール神話には洪水伝説もあります。神が人間の騒がしさに怒り、洪水を起こして人類を滅ぼそうとしたものの、エンキが一人の敬虔な人間に警告し、大きな船を建造して動物たちとともに難を逃れさせたという内容です。ノアの方舟の話と非常に類似していることが分かります。

女神イナンナの冥界下り

さらに、イナンナの冥界下りという神話。これは、女神イナンナが死者の国へと旅立ち、冥界の女王エレシュキガルと対峙する物語です。イナンナは冥界で試練を受け、死んでしまいますが、後に復活を遂げるという話です。この物語もまた、後世の神話に影響を与えたと言われています。

大昔の人々が考えていた世界観や宗教観を知ることができるのは、とても貴重で興味深いですね。

いかがでしたか?今回は「シュメール神話」について調べた内容をご紹介しました。もし楽しんでいただけたなら、ぜひ高評価やチャンネル登録をお願いします。それではまた次回、お会いしましょう。

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