架空の隔離地帯を舞台に描かれるポストアポカリプスの世界
サバイバルアクションゲーム『Atomfall』をプレイしたうえでの感想を、「ネタバレなし」でお届けします。最初からプレイヤーを謎の渦中に放り込む本作は、その未知の状況がもたらす緊張感と好奇心を刺激してくれます。謎に満ちたストーリー展開、自由度の高い探索、そして独特の世界観に触れるのが楽しい作品でした。
現実の悲劇にインスパイアされたダークミステリー
『Atomfall』は、実際に起きた出来事にインスパイアされた作品です。舞台はとある核の悲劇から5年後、英国北部の隔離地帯。美しい田園風景の裏に潜む異常な世界で、プレイヤーは調査、探索、戦闘を通じて物語を進めていきます。
物資を集め、武器や道具はクラフトで調達。戦闘は限られた資源の中で行われ、射撃技術と近接戦の組み合わせが求められます。探索できる範囲はオープンワールド形式で、カルトに占拠された遺跡、地下壕、自然の洞窟など、どこを歩いても新たな発見と危険が待ち受けています。
その中で出会う集団やキャラクターたちはそれぞれ異なる思惑を持ち、関わるごとに世界の複雑さを感じさせます。
親切な情報整理と自由な行動が両立するプレイ体験
プレイを開始した瞬間から「自分がどこにいるのか」「何が起きているのか」がまったくわからず、不安と好奇心が入り混じったワクワク感に包まれました。見知らぬ土地で目にする異様な光景、聞こえてくる不穏な会話、謎めいた記録の断片。それらを自分のペースで拾い集めていくことで、物語の輪郭が徐々に見えてきます。
本作の魅力のひとつは、プレイヤーの自由を尊重しつつ、散らばる情報を自然にまとめてくれる設計です。探索中に得た情報は整理され、どこに何があったかを振り返りやすい工夫がされています。その一方で、進行の順序や選択肢はある程度プレイヤーに委ねられており、自分なりの道筋で真実に迫っていく体験が可能です。
登場人物たちの思惑や立場が異なることで、誰を信じるべきか迷う場面も多く、プレイヤー自身の判断が試されます。単なるサバイバルアクションにとどまらず、ダークで重層的な人間ドラマが展開されるのも大きな魅力でした。
「Atomfall」の情報
対応プラットフォーム:PC / PlayStation 4 / PlayStation 5 / Xbox One / Xbox Series X|S
リリース日:2025年3月27日
開発元:Rebellion
パブリッシャー:Rebellion
公式サイト:https://rebellion.com/games/atomfall/
X:https://x.com/Rebellion
