今回は、2025年にプレイしたゲームの中から、特に印象に残った10作品をご紹介します。
紹介するゲームは、2025年に発売された新作に限定しているわけではなく、2025年中にプレイし、クリア、もしくはプレイし終えたゲームとなっています。
2025年にプレイしたゲームは全部で66作品。どのゲームも本当に楽しい作品ばかりでしたが、その中から今回は10作品に絞り込んでご紹介させていただきます。
それでは、印象に残った10作品、プレイした順にご紹介します。
まずは、「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」です。
本作は、映画インディ・ジョーンズシリーズの『レイダース/失われたアーク』と『最後の聖戦』の間の時期を舞台にした一人称視点のアクションアドベンチャーです。1937年を舞台に、伝説の考古学者インディ・ジョーンズとなって、邪悪な勢力が求める”大円環”の謎を解き明かしていきます。
プレイ中に映画も観たんですが、映画を観ていると分かる要素がふんだんに盛り込まれていて、そういった要素を探すのも楽しみの一つでした。
味方も敵もキャラが立っていて、映画のようなワクワク、ドキドキ、ハラハラの展開が続きます。シリアスな場面でインディらしいユーモアが混ざる演出も最高で、まさに「映画の中に入り込んだ」ようなプレイ体験でした。
続いては、ゾンビサバイバルの『The Last Stand: Aftermath』。
終末世界を舞台にウイルスに感染してしまった主人公が、限られた命の中で仲間のために希望を繋いでいくという、切なくも過酷な旅が描かるローグライクアクションゲームです。
「死が避けられない」という限られた時間の中で、じっくり物資を漁るか、それとも先を急ぐか……この葛藤が常に付きまといます。取得したスキルで確実に強くなった実感があり、死を繰り返して敵の立ち回りを覚え、少しずつ先に進めるようになる達成感は、ローグライクならではの醍醐味でした。
先へ進むと物語も進むという要素も、繰り返しのプレイする楽しみとなっていました。
続いては「九日 Nine Sols」です。
古代中国神話をベースにしたストーリーが展開されるメトロイドヴァニアで、弾きと呼ばれるパリィを軸にしたスピード感のあるバトルと、アナログ風のグラフィックで描かれる道教SFファンタジーの世界が特徴です。
アクション、ストーリー、ビジュアル、音楽、そのどれもが素晴らしく、敵キャラですら愛着が湧いてしまうほど魅力的でした。
高難度のゲームでありがちな「もうあのボスとは戦いたくない」という感情より、「もう一度戦いたい」と思わせてくれる絶妙なバランスが印象的でした。物語が進むにつれて明らかになる過去も非常に気になり、ベースとなった神話や道教について思わず自分で調べてしまったほど、この世界観にどっぷりハマってしまいました。
次は、『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』です。
危険な敵や異常現象「アノマリー」、強力なアーティファクトが存在する広大なチェルノブイリ立入禁止ゾーンを舞台にしたオープンワールドFPSです。
気になる場所が多数存在していて、ついつい寄り道したくなりますが、あちこちで異変が起きていて、うっかり近づくとダメージを受けてしまい、敵もしっかり強い。油断できない探索が楽しめます。じっくり遊べるボリュームも魅力的でした。ポストアポカリプスな世界観と、そこで生きる人たちの描写も素晴らしく、選択に迷うストーリーも楽しめました。ストーリーに関しては、過去作をプレイしていればさらに楽しめそうな印象を受けました。
次は「The Plucky Squire ~ジョットと不思議なカラクリ絵本~」です。
このゲームは、絵本の中のキャラクターがページの外にある3次元の世界を見つけ、友達を救うために2Dと3Dの世界を冒険するアクションアドベンチャーです。
2Dと3Dを切り替えながら進むギミックがとにかく新鮮で、次はどんな仕掛けが飛び出すのか常にワクワクさせてくれます。キャラクターも物語も絵本らしくて愛らしく、さらにはジャンルがガラリと変わるミニゲームなども用意されていて、最後まで飽きさせない工夫が詰まった素敵な作品でした。
続いては『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』です。
2018年にリリースされた『ゴッド・オブ・ウォー』の続編となる、アクションアドベンチャーです。
北欧神話の世界を舞台に、伝説の戦士クレイトスとその息子アトレウスが、世界の終焉「ラグナロク」に立ち向かう物語が描かれます。
本作だけでも十分に楽しめるかと思いますが、前作、そしてさらに過去のギリシャ神話3部作をプレイしていると、クレイトスの心の変化がより深く刺さります。息子を想う親の目線でアトレウスの成長を見守る楽しさもありました。戦闘の爽快感はもちろん、敵味方問わず登場人物たちのバックボーンが丁寧に描かれていて、物語の演出には何度も引き込まれました。
次は『Clair Obscur: Expedition 33』。
年に一度ペイントレスが目を覚まし、モノリスに呪いの数字を描き出すという独特な世界観のRPGです。描かれた数字の年齢の人々は消え去ってしまい、年々その数字は小さくなっていく中で、主人公たちが最後の遠征に挑む物語です。ターン制RPGに、パリィや回避などのリアルタイムアクションを融合させた戦闘が特徴です。
美しく不思議な世界観と、絶望的な状況ながらも笑えるシーンもあるのが印象的でした。
ターン制のバトルの中に、敵の攻撃に合わせてタイミングよくボタンを押すアクション性があり、コマンド式RPGが苦手な僕でも戦闘が純粋に楽しいと感じられました。パリィが決まった時の気持ちよさは格別で、敗北しても近い場所からやり直せるので、それがパリィに挑戦したくなるモチベーションにもなっていました。引き込まれる物語と登場キャラクター、そして演出でも心を揺さぶられ「物語の先は見たいけれど、この世界にずっと浸っていたい」……そんな風に思わせてくれる作品でした。
続いては『The Alters』です。
事故で惑星に不時着した主人公が、別の人生を歩んだ自分自身「オルター」を生み出し、互いに協力して惑星からの脱出を目指すSFサバイバルです。
「もしあの時、別の道を選んでいたら?」という、誰しもが一度は考えるテーマをゲームで見事に表現しています。異なる人生を歩んできた「自分たち」の過去が描かれ、どのような考えを持っているかが理解できるため、主人公たちが協力したり、対立したりすることにも納得感があり、無理なく感情移入できました。ゲームを離れて、自分自身の「あの時の選択」を考えさせられることもあり、特に人生経験を重ねた大人であるほど、刺さる場面が多いかもしれません。余談ですが、ゲーム内で見ることのできるSF映画も面白かったです。
次は『Prey』です。
謎の地球外生命体「ティフォン」に襲われた2032年の宇宙ステーションを舞台に、武器や特殊能力を駆使して戦う一人称視点のSFアクションです。
2017年のゲームではありますが、全く古さを感じませんでした。序盤から一気に引き込まれる謎だらけのストーリー、そしてステーション内で何が起きたのかを断片的な情報から解き明かしていく過程が非常に面白かったです。武器やスキルを収集・強化する要素もあり、終盤まで飽きることなく楽しむことができました。
次は『ROUTINE』です。
80年代の未来観で作られた月面基地を舞台に、迫りくる脅威を避けながら探索・調査を進める一人称視点のSFホラーゲームです。
古いビデオカメラで撮ったような質感の映像表現がリアルで、雰囲気がとにかく良かったです。常に背後を気にしてしまうような緊張感のあるホラー要素と、難しすぎない謎解き、先が気になるストーリーが印象的でした。レトロフューチャーなデザインも秀逸で、世界観に引き込まれました。
以上、2025年にプレイして特に印象に残った10作品のご紹介でした。
2026年はどんなゲームに出会えるか、今から楽しみですね!
